データセンターの引っ越し in 日本(その2)

日本で株式会社が設立出来ましたので次は移転先データセンターの
選定作業です。まずはホームページから問い合わせてみます。
当たり前かもしれませんが、株式会社にしてからは問い合わせると
反応があります。早速、打ち合わせやデータセンターの見学となりました。

データセンターの設備は当然問題ありませんが貸出用の「モニター」が
ありません。「キーボードとマウス」もありません。
貸出用としてあるのはラックと電源以外は「テーブルと机」だけです。

データセンターを見学している時のことです。マシンルームに入るため
まずは小さな部屋に入ります。「人はこちらで機械はこちらからとなります」と
説明を受けている時…大音量の警告音が鳴り響きしばらく営業さんと
共に小部屋に数分間閉じ込められてしまいました。データセンター事業者の
社員ですら操作を間違えると閉じこめられ脱出出来なくなる日本の
データセンター恐るべしです。

セキュリティ対策を重視しているデータセンターらしく金融系の企業様が
利用されているとのことです。貸出用のモニターなどが無いなど
利便性には欠けますが色々検討した結果このデータセンターに決定しました。

移設先のデータセンターを契約してから今度は移転先での回線申請です。
今まで利用していたデータセンターの契約期限がありますので
移転の期限は延長出来ません。そのため回線の開通が遅れては困ります。
移転日の数ヶ月前から通信事業者に相談し「必ず間に合うように」と
何度もお願いしましたが、担当窓口の人の反応が事務的で開通日に
間に合わせるという気が全く感じられません。たぶんマニュアルには
対応方法が書かれていないのだと思います。
案の定直前になって「開通日が1ヶ月遅れます」という回答です。
日本の通信会社恐るべしです。幸いデータセンターの回線を1ヶ月間
貸して頂けることになりました。
日本でも別の場所にバックアップ設備がありますので一部はそちらへ
一時的に移転することで乗り切ることにしました。


■ あとがき

メインで使っているノートPCのハードディスクをSSDに交換しました。
データのコピーもツールで簡単に出来ます。交換後はアクセスが向上して
作業効率もアップです。