中国からクラウドへのアクセス
最近、中国で外資たたきが流行っているようです。
外資系IT企業もターゲットになっているようで突然外資系企業が
海外にあるサーバーで提供するクラウドサービスが中国から
利用出来なくなりました。一時的にアクセス出来なかったクラウドも
あれば未だにアクセス出来ないクラウドもあります。
数年前から日本の本社主導でワールドワイドにメールやグループウェアを
GoogleAppsやOffice365などのクラウドへ移行する動きがありますが、
中国からだけなぜかアクセスが遅いという相談を受けます。
おそらく例のスゴイファイアウォールが原因だと思います。
今では日本のIT企業やホスティング会社の多くが中国で
ビジネスを展開しております。その会社様のブログなどを読むと
「未だに」日中間のインターネット回線が細いと書いてあります。
中国から日本にあるホームページのトップ画面は3~4秒くらいで読み込みが
完了します。1GBのファイルは30分前後で送信出来ます。
これでも遅いのでしょうか?
最近は外資たたきが流行っている関係か中国から国外にある
クラウドへのアクセスが規制されているので
逆にインターネットアクセス速くなっております。
弊社が利用している上海のデータセンターから東京のデータセンターまでは
遅延が40msで速度は10Mbps前後でております。もちろんパケットロスは0%です。
確かに中国の一般的なオフィスや工場から日本のホームページへ
アクセスすると遅い場所があります。ただし対策をすれば速くなります。
でもその対策が簡単にはいきません。大企業だと日本まで専用線を引いて
問題を解決しているようですが、普通はそんなにコストをかけられません。
ということで中国からクラウドへのアクセスが遅くお困りでしたらご相談ください。
例えばGoogleAppsへのアクセスは下記のようなサービスがございます。
1週間お試しいただくことも出来ます。
https://www.evolutionnetworks.net/service/google.html
■ あとがき
駐在員は社用車やタクシーで通勤する方が多いようですが、
私は毎日片道10kmの道のりを徒歩で通勤しております。
途中車のディーラーがありフェラーリが置いてあります。
いつもジーっと羨ましそうな目で見ながら通過します。