企業のPCはだれのもの?

前回、メール事情について大手ホスティング業者のメールサーバの調子が
悪いと書きましたが…今でもたまにサービス停止することがあります。
トラブルの時間帯は朝夕です。朝は出勤してPCを起動する時間帯ですそして
夕方は終業前に急いでメールを送る人が増える時間帯です。おそらくサーバが
悲鳴をあげていると思われます。日本だとメールサーバが停まると大騒ぎに
なることがありますが、中国ではメールサーバが停止しても平和です。
何ごとも起きてないように平和です。中国では目に見えないサービスにお金を
払うということに対してあまり快く思っていない人が多いようです。
中国のホスティング料金は低価格です。ですのでサービスが停止しても
そういうものだと納得しているようです。メールが使えなければ電話があります。
プリントアウトしてFAXする方法もあります。これが中国の現状です。

今回は、企業のPC管理についてお届けします。企業には必ずPCを管理する
担当者が決まっていると思います。社内に情報システム部があり専任の技術者が
管理を担当していたり、PCに詳しいからという理由でPCの管理を任されたり….

中国で企業のPCをみると1つのハードディスクを複数のパーティションに分割
されていることがよくあります。しかもC: D: E: F: G: H:
中国人PC管理者はなぜパーティションを…ふと疑問に感じた私は中国人PC管理者に
聞いてみました。

私   :なぜこんあにパーティションを分割すのですか?
PC管理者:Windowsが壊れてもデータにアクセス出来るようにWindowsと
     データのパーティションを分割しているんです
私   :そうなんですか(ハードディスクが壊れたらどうるんでしょうか?)

確かに中国のPCは不安定なものが多いようなきがします。
PCのパーツやソフトウェアにニセモノが多いのが原因でしょうか?
定期的にお客さんのオフィスへ行きPCのトラブル対応をしているのですが、
毎回、未知との遭遇です。

話は変わって中国のコンビニでの出来事を1つ

お客 :この弁当臭い
店員A:えっ?どれどれ
お客 :腐ってるよ
店員A:クンクン..ウェッ
店員B:本当か?
お客 :本当だよ!

後は、ものすごいスピードの上海語で話しているので何をいっているのかは
不明です。とにかく弁当が腐っていて、お客が怒っていることは確かです。
その会話は約5分ほど続きました。その間私は商品をレジに置き会話が終わるのを
ただただ待ち続けました。すると….おばちゃんが横から割り込んで
レジに商品を置くではないですか!中国ではよくあることですので私は
だまって観察してみることにしました。ようやく弁当問題が解決されたようで
店員がレジに戻ってきました。するとおばちゃんの商品を先に会計するでは
ありませんか!そして….

店員 :この商品もそうかい?
おばちゃん:いいや、それは違う(..って俺のだよ!)
店員 :あっそう。

先ほど「横から割り込んで…」という表現を書きましたが、日本人的な
感覚ですと悪いことのように思えますが、中国では普通です。
何でも早いもの勝ちです。基本です。朝の通勤ラッシュや昼時の
マクドナルドはすごいです。


■ あとがき

夏ですね….でもオフィスは冬みたいです。寒いですとても
空調の温度下げすぎです。中国のオフィスって夏は寒くて冬は暖かい何でだろう?
次回の配信は2003/09/01を予定しております。