台湾南部沖地震の影響…その後
台湾南部沖地震の影響…その後です。
前号で「結果は来年早々に書きます。」と書きながら
1カ月遅れになってしまいました。そして結果は…
影響を受けたのは中国から海外へのインターネットが1日遅くなっただけです。
年末年始に気合をいれて実施した設備増強のおかげか問題なく稼動しております。
これを読んで頂いている読書から「何か変わったの?」というツッコミを
頂くのですが…それくらい弊社ネットワークは平和です。
先月末にキャリアから「完全に復旧した」との連絡がありました。
でも…欧米向けの通信が回復したようですが、完全復旧はまだだと思います。
なぜかというと…先月中旬くらいから毎年恒例である旧正月前の
インターネット検疫強化が始まったようです。前号で「新ネタ」のため設備を
増強すると書きましたが、実は…見て解るスゴイサービスではなく
「何も変化に気がつかない」というのがサービスです。どいう意味かと申しますと
今回のような地震やインターネット検疫強化があっても
メールやFTPが問題なく使えるというのがサービスです。
実際、先月末まで海外へのメール送受信が多少遅延していましたが、
今は正常にメール送受信出来ております。というよりスピードアップしています。
しかし、全く影響がないわけではなく日本にあるPCから中国にある
メールサーバへのメール送信がごく一部の場所から出来ないという問題があります。
日本にある不特定多数のPCから中国のメールサーバへのアクセスは
対策が非常に難しいので、中国にあるメールサーバに届いたメールを
日本のメールサーバへ転送するという方法が解決に有効のようです。
メールサーバ間の送受信は、弊社でメールの経路を変更するなどの対策をすることが
出来ますので問題があっても対応出来ています。
これを書くのが遅れた言い訳ですが…問い合わせが急増したからです。
日系のネットワーク会社に相談しテストしてみたけどダメで…
というパターンが増えてます。問い合わせを受けてお客様を訪問することがありますが、
私は営業トークが苦手です…とても苦手です。中国人の女性スタッフが
同行するのですが、お客様との話が終わり会社へ戻る途中でいつも…
「あなたは余計なこと話しすぎ!」とか「あなた自分で話すこと整理できてんの?」と
キツ~イお言葉を日本語で頂戴いたします。
RAIDで冗長化しているサーバのハードディスクがすべてクラッシュした時より辛いです。
■ あとがき
今年の上海は暖冬です。