情報共有

ウィルスが治まりませんね。ウィルスチェックゲートウェイのログをみると
届くメールの1/3くらいがウィルスメールです。
ファイアウォールに怪しいログがあったので調査することにしました。
どうやら発信元はアメリカです。メールサーバーのドメイン名がわかったので
「www」をつけてブラウザで表示してみると….アダルトサイトでした。
しかも4つのメールサーバとも発信元は同じアダルトサイトです。
誰かがそこのアダルトサイトにアクセスしてワームに感染したのでしょうか?
アクセスしたのは私…ではありません。

今回は情報共有についてお送りします。以前に勤めていた会社で中国の
ネットワークを担当していた時に駐在員のかたからこんな話を聞きました。

駐在員:中国の人って一般的に情報共有しないんだよね。

私:そうなんですか?

駐在員:机の下をみてごらん

私:エッ?

駐在員:ファイルフォルダーが沢山あるでしょ?

私:そうですね。足の入る隙間がないくらいですね。

駐在員:なぜかわかる?

私:なぜですか?

駐在員:中国のビジネスマンってキャリアアップを常に考えているよね?

私:日本に比べそうですね。

駐在員:中国って自分がどれだけ情報をもっているかで
    その人の価値が決まるんだよ。

私:なるほど。

文化の違いでしょうか?
先日、私が導入したノーツサーバの設定変更をする仕事を依頼されました。
導入してからすでに5年ほど経過しています。導入時の規模はサーバーが12台で
ユーザー数が300ほどでした。そして今は…サーバーが15台でユーザー数が
600…増えてます。北京、上海、広州など中国各地に出張しネットワークを
構築したのが懐かしいです。しかもひとりで…
それより、現在も使われているのがSEとしては一番うれしいことです。


■ あとがき

ウィルスメールが治まるのはいつでしょうか?ウィルスの作成者が
競っているようですね。ABC….Zまでいくんでしょうね。
次回の配信は2004/05/01を予定しております。