契約の意味(その1)
新オフィスへの移転が無事完了しました。移転後、1週間ほどしたある日の
夕方…インターネット回線の速度が急に遅くなりました。
光回線の2M共用というサービスを利用しております。それまでは2Mbps
近くまで速度はでておりました。計測したところちょうど500Kbpsです。
原因を調べるためまずはビル内にあるゲートウェイにpingしたところ
なんと遅延が2,000msを超えております。正常であれば1msですので
いったい地球を何周しているのでしょうかってくらいの遅延です。
何も通信していないと遅延は正常時で1msです。ダウンロードすると
1,000ms超えてしまいます。どうやら帯域制御でもしているようです。
ISPへ問い合わせてみることにしました。
弊社:光回線の2M共用を使用しておりますが、500Kbpsしか速度がでません。
ISP : それで
弊社:遅延が1,000ms超えることもあります。
ISP : 普通です。
The end.
出ました!一番恐れている一言…「普通です」。
中国では「問題ない」「だいじょうぶ」などキケンと思われるキーワードが
いくつかありますが、「普通です」…その一言で撃沈されてしまいます。
それを言われてしまった後は何を話しても「無駄」です。
中国のオフィスビルではISPが1社しかサービスを提供していないところが多く
他のISPへ切り替えることが出来ないことがあります。
ようするに「選択の余地なし」です。特に新しいオフィスではインフラ関連で
色々と問題が発生する確率が高いです。
ということで続きは次号で…解決するのでしょうか?
■ あとがき
昨日、以前入居していたオフィスの前を通ったのでネコ様にご挨拶しようと
行ったところ…おりました。がしかし…完璧に忘れられております。
「あんただれ?」って目で私を観てます。ヒッひどすぎる。