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出張中の出来事(寧波編)

先週、寧波出張しました。上海南駅から電車で3時間前後です。

始発の上海南駅ですが…ドーム型のデカイ建物です。外から観ると宇宙に
飛んで行きそうな物体です。駅の中は空港のようです。今までの中国の
駅とはかなり印象が違います。

今回はじめて「新幹線」に乗りました。日本の新幹線がベースになっている
とのことです。外見は日本の新幹線にそっくりです。でもこれは
中国製の高速鉄道車両とのことです…ノーコメント。

行きは普通席で帰りはグリーン席でした。以前、普通の列車に何度か乗った
ことがありますが、それに比べ快適です。特にグリーン席はゆったり
していて良いです。乗っていて気になったことが1点あります。
約30分毎に清掃係りの人がゴミを回収に来ます。そんなにゴミがでるのかな
と思いますが…これがでるみたいです。普段、歩道を歩いていて気になる
のですが、例えば歩きながらアイスを食べるいるとします。
食べ終わった後のゴミはどうなるかと申しますと…ゴミ箱
ではなく手から地球へ落下です。ようするにポイ捨てです。
全員がそういうことをしているわけではありませんので
誤解しないでください。

寧波の駅に到着後、車でお客様のところまで移動です。
街並みは上海に比べゴミが少なくきれいな印象です。ただし少し
気になることが…緑色を基調としたロゴの「Star Book Coffee」
というのがありました。どこかで観たような気がしますが…
気のせいでしょう。それからマクドナルドのロゴは「VV」を逆にした
マークですが、「VVV」を逆にしたマークの店がありました。
1個多いような気がします…

今回の出張目的はファイルサーバの導入です。
RAID5構成のハードディスクにWindowsServer2008という感じです。
弊社のオフィスで設定をしてお客様のところへ発送したのですが、
発送後にハードディスクのパーティションを再構成する必要があると
わかり現場で急遽OSを再インストールすることになりました。
予定外のことでドキドキワクワクしながら作業しました。
OSインストール→サービスバック適用→日本語化→WindowsUpdate
→UPSソフトのインストールなど…で無事帰りの電車に間に合うように
作業完了です。


■ あとがき

寧波出張から一日おいて今度は大連出張です。

台湾沖海底ケーブルの故障

8月12日(水)の午前から台湾沖にある複数の海底ケーブルの故障により、
日中間のインターネットに遅延とパケットロスが発生しておりました。

弊社が異変に気が付いたのは8/12の午前です。日本のあるISPへの経路が
なぜか米国経由になってしまったり、異常な遅延が発生していたり完全に
撃沈されております。当初は10月の中国国慶節に向けての規制強化と
思いこんで調査しておりました。8/12の夜になり回復するどころか
さらに悪化しております。

弊社のネットワークも日中間のネットワークは撃沈された状態です。
遅延400ms以上、パケットロス40%…最悪です。こんなのイヤです。
ということで…良い経路を探すことにしました。なかなかありません。

深夜…みつけちゃいました。このような障害を想定し日本側の
データーセンターにはルータを用意してあります。
上海からリモートでルータの設定を変更しISPとセッションをはり
祝開通です。後は経路を…気合で調整して完了。

日本のキャリア様のホームページにある障害情報をチェックしたところ
今回の海底ケーブルの故障で一部の国際IP-VPNが使えなくなったようです。
復旧に要した時間が数時間から数日間のようです。
弊社でこのように長時間の障害が発生したら大変です。
私がイジメられます…お客様に…ではなく女性スタッフに(-_-;
泣きそうな顔しながら必死にキーボートをカチカチ打っている自分の
姿が想像されます。

結論…アジアでは国際IP-VPNなどの専用線サービスより
インターネットVPNのほうが切れないです。台湾沖の海底ケーブルの
故障は数年に1度のペースで発生しますので国際IP-VPNを使用されている
企業様はインターネットVPNでバックアップ経路を準備しては
いかがでしょうか?ということで弊社までご相談ください。

https://www.evolutionnetworks.net/service/vpn.html


■ あとがき

現在は一部の経路で以前より速度が向上しています。
倍くらい…しあわせです。というか…速すぎです。
中国国慶節の前ですので例のごとく規制強化でインターネット速度が
急減速するのでしょうか…

地下鉄での出来事

先日の会社帰り地下鉄の駅で電車待ちをしていたところ
電車がホームに入ってきました。私はお行儀良く並んでおりました。
すると横から割り込み…というよくある話しではありません。

ホームから車内をみるとなんかヤバそうな気配を感じました。
私はその乗車口を避けて一つとなりの乗車口から乗車しました。
何がヤバそうかと申しますと…ギターを持ったお兄さんがおります。

案の定…そのお兄さん車内でギター片手に熱唱しています。
私が乗車したタイミングはサビのちょっと前だったらしく
電車が発車し加速するのと歩調を合わせるかのようにサビに突入です。

このお兄さん只者ではありません。何がって…
まずお兄さんの足元にはアンプがあります。さらにヘッドセットマイクを
付けておりギター音と美声はアンプから出力されております。
さらにさらに…そこから出力される音にはエコーがかかています。

本を読んでいる私の耳には聴きたくなくてもお兄さんのギター音と美声が
聴こえてきます。ようするに選択の余地なしです。
「皆の衆、私の歌を聴きなされ」という感じです。

そうこうしているうちにお兄さんが私の方に寄ってきます。
アンプからの距離は4m弱といったところでしょうか…おいおいアンプから
離れちゃ音が切れるだろう…と気になっている私の横まで
来て熱唱しだしました。でも音は切れていません…なんとワイヤレスです。
恐るべしお兄さんです。

そしてトドメは…「次は~xx駅でぇ~す」…ってもうカンペキです。
2駅過ぎたところで「じゃ~オレはここで乗り換えるから…
今日はありがとうバイバイ!」と言ってご機嫌なお兄さんは
去って行きました。このサービス精神、見習うべきと思いました。

おしまい


■ あとがき

今、データセンターのサーバー交換作業の準備をしております。
5年以上連続稼動しているサーバー…そろそろ現役引退です。
私も…イヤまだです。

オフィス移転・ネットワーク再構築

久しぶりの新ネタです。出し惜しみしていたわけではありません。
ネタ切れ…したわけでもありません。

最近、オフィスを移転するお客様が増えております。
業務の拡大またはオフィス賃料の安いところへの引越しのようです。
フリーペーパーにはオフィス移転…という広告が多数掲載されています。
ブームなんでしょうか?

ということでオフィスの移転を期にネットワークの再構築というのが
新ネタです。…と言っても今までのノウハウをギュッとつめただけという
ツッコミがありそうですが…

↓下記がポイントです。

1.インターネットへの接続口をデーターセンターに集約
2.ネットワーク構成や稼動状況などはポータルサイトで見える化
3.仮想化技術によりサーバーを集約しコストをおさえてサービス向上

日本のIT管理部門では中国拠点のITインフラの稼働状況をリアルタイムに
把握出来ているでしょうか?

ということで…一番のポイントが→ネットワークの「見える化」です。

監視ツールでサーバーやネットワーク機器の稼動状況をみえるようにし
問題が発生した時に「言い訳」出来ない状態にするのです。
ようるすに「キカイワウソツカナイ」です。
自分で自分の首をギュッと絞めているかも…


■ あとがき

最近、上海でパジャマ~が増えているような気がします。
数年前の記事で「上海市で見られる最もマナーに欠ける行為は何か」
との質問に対して「パジャマを着て街中を歩くこと」だったとのことです。

移動時間

5月上旬、出張&休暇で日本へ行きました。
ふと思いつきました。家から日本のデーターセンターまで何時間で
行けるのだろうかと…

家を出発したのは中国時間08:00…家からは地下鉄とリニアモーターカーを
乗り継いで約1時間ほどで空港に到着です。リニアの最高速度は414km/hで、
車だと30分ほどかかるところリニアだと7分37秒です。

機内では映画を観ます。飛行機に搭乗して直ぐ離陸前からヘッドホンを
装着してワクワクしながらお座りしています。離陸後モニターの
スイッチがオンになると同時にチャンネルセット!
そして数時間後…映画のラスト数分で「後○○分で着陸…」という
アナウンスが流れ…ストリーミングが強制終了←毎回です。

映画が最後まで観れなくてしょんぼりしながら空港を離れ
データーセンターへ向かいます。そして1時間ほどでデータセンターに
到着です。時計をみたところ日本時間の17:00です。ということは…
家からデーターセンターまで8時間で行けます。

中国ではパスで近くの都市まで移動といえば…7時間とかが普通です。
電車で30時間かけ帰郷するという人までいます。ありえないです。
それに比べると近いかもです。

今回の目的は日本のデーターセンターに設定してある機器の追加と調整
です。予定では翌朝までかかる計算でしたが、早めに作業がすすみました。
がしかし作業の途中でどうしても解決出来ない問題にブチ当たりました。
作業予定はほぼクリアしましたので一度データーセンターから出て
考えることにしました。時刻は00:00…ホテルを予約していなかったので
下記から選択しなければなりません。

1.ビジネスホテル
2.カプセルホテル
3.ネットカフェ

とりあえず牛丼を食べつつ考えました。「3.」ってどうなの?
というこでネットカフェに決定です。結論…寝れない。
無理です。壁で仕切られただけのスペースで寝るなんで
ここで爆寝してしまったら…私をスキにしてくださいと言っているのと
同じです。日本は治安がいいので身のキケンは無いと思いますが…

それより解決出来ない問題が気になります。
問題というのはOSのインストールディスクが無いです…初歩的なミスです。
DVDを持って来たのですが、サーバーに付いているのはCD-ROMドライブです。
それを知らずにBIOS画面を前に途方にくれておりました。
しかしよく考えてみるとここは日本。ブロードバンド大国ではいですか!
ということでOSをネットワークインストールすればいいだけです。
ということで悩んだのが無駄でした。

数時間ネットカフェで過ごした後、データーセンターへ戻りました。
DHCP,TFTPサーバーを準備しサーバーをネットブートして
OSインストール開始です。トイレに行って戻って来たらすでに
インストールが終了してます。早いです。というより自分のトイレが長かった?
ということで無事作業終了です。


■ あとがき

先日、以前入居していたオフィスにいるネコ様へ会いに行ったところ…
増えてました。

インフルエンザで大騒ぎですが、中国への出張延期または自粛に
なっているのでしょうか?そんな時はTV会議のインフラとして
↓これはいかがでしょうか?

https://www.evolutionnetworks.net/service/vpn.html

ネットワークのスピード

弊社オフィスのインターネット回線は、2M共用の回線を使用しています。
前にも書いたように最大2Mbpsのはずが…ある日突然500Kbpsに
制限されてしまいISPにクレームしたところ1Mbpsまで制限を緩和してくれた
ということがありました。それから一ヶ月後のある日の朝…
ISPのお兄さんが突然、弊社にやって来ました。そして…
「これからIPアドレス変える」と言うではないですか!
「何で何で」と聞いたところ「2Mbpsにしてあげる」とのことです。
サービスには影響しませんので、とりあえず変更してみました。
するとキッチリ2Mbpsでてます。ということで解決です。
ISPのお兄さんが持っていた指示書みたいなものを見たところ
弊社の会社名と「クレーム対応」みたいなことが書かれていました。
上海市中心部ではサービスが改善されているみたいです。

中国のインターネットの速度ですが、昨年8月のオリンピック前後から
速くなっているような気がします。調査したところ…どうも弊社の
VPN装置の性能が限界に達しているようです。ということで今年の正月に
日本へ帰省した時に日本側データセンターのVPN装置をグレードアップ
しました。中国側はこれからですが、1ランクアップではなく
3ランクアップするので日中間のインターネットVPN速度がさらに
アップするか今からワクワクしています。

中国でインターネットの経路を調査していたところある日本のISPで
良い経路を見つけてしまいました。そこで日本のデータセンターに
行ったついでにそのISPの回線を使用し色々と実験してみました。
遅延は50ms前後でいい感じです。ワクワクしながらダウンロードボタンを
元気よくクリック!おぉ~速ぇ~…3秒後…速度が数十Kbpsまで急減速。
あれ?調査したのが12月末であり旧正月前ですので、既にその経路は
例のヤツで撃沈されていたのかもしれません。ということで終了…
とはいきません。そんなことで諦めるボクちゃんではありません。
無理やり経路を…ということで同じISPを使用して数Mbpsまで速度アップ!

中国国内または日中間のインターネット回線が遅くて
お困りでしたらご相談ください。

ホームページ→ https://www.evolutionnetworks.net


■ あとがき

そろそろ新年です…中国の正月である春節です。
昨年は大雪で帰省出来ない人が多かったせいか今年はすでに先週より
民族大移動が開始されているようです。連休の前後数週間、「一部」の人は
仕事やる気ないモードになります。先日、昼食の弁当を電話で注文したら
「わたしこれから帰省するから作らない」と拒否されてしまいました。

教育

ある機器に不具合が発生しました。機器のログなどから原因は、
ほぼ特定出来ておりましたが対策が判りません。そこで代理店へ
問い合わせることにしました。調査に必要と思われる
「エラー画面のキャプチャ,設定情報,ログ」を代理店へ送りました。

そして1週間後…連絡がありました。

女性スタッフ:わかりました。原因はxxです!

それを聞いた瞬間…私はイスから滑り落ちそうになりました。

私:それは判ってます。対策を知りたいのです。

女性スタッフ:えぇ~。原因が判らないと思っていました。

私:原因は、ほぼ特定しています。

女性スタッフ:なぜそれを私に言わなかったのですか!

私:それが原因でなかった場合、代理店が逆ギレするから…

女性スタッフ:あなたは中国人を「軽蔑」している!

私:はぁ~~~?

普通であれば調査を依頼する時に、調査に必要な情報として
「…かもしれない」ということを依頼先に言うと思うのですが…
以前、同じように機器に不具合が発生した時、
「xxが原因だと思うのでメーカーへ修理を依頼してください」と
言ったことがありました。しかし問題の原因が違っていたため
メーカーの担当者が弊社の女性スタッフに怒り…そして
その矛先が私に向けられ…エライ目にあいました。
女性スタッフからは「物事を予想で言ってはいけません」と
教育(説教)されたことを今でも鮮明に記憶しております。

ということを自身満々に言ったのですが…
女性スタッフに「これ以上話さないで!わたし怒るから…」
と言われた瞬間…身の危険を感じた私は貝になりました。

機器の不具合ですが、代理店がメーカーへ問い合わせるという
ことで継続中…というかまだメーカーへ問い合わせていなかった?


■ あとがき

今日も女性スタッフに教育されております → 自分

F1グランプリ in 上海 2008

今年も行ってきました…F1
今回も土曜の予選と日曜の決勝を観に行きました。

まずはサーキットまでの道のり…いつもの超高速バスです。
昨年まで無料だったのがなぜか今年はサーキットまでの往復が50RMB(約750円)
原油高の影響でしょうか。バスはというと…あいかわらず高速道路を
ブッ飛ばします。コワイです。昨年のバス乗り場は、一昨年と違ったため
バス乗り場をさがすのに1時間以上歩きましたが、今年は事前に調べて
スムーズにサーキットまで行くことができました…がしかし帰り道は
2日とも失敗してしまいました。

まずは土曜日。日本から来た友人が上海の森ビルへ行きたいとのことで
行きとは違うバス停に到着するバスへ乗りました。乗ったバスは
間違っていなかったのですが、到着地が…遠すぎました。地図上では
20分程度歩けば森ビルまで行けるだろうとの予想がはずれ1時間以上
歩くことになってしまいました。ビルが近くに観えるけど遠いというのは
キツイです。

日曜日はというと…レースが終了したのは4時半ごろです。
バスの乗ったのは5時で普通であれば1時間ほで到着するはずが…
渋滞で2時間半もかかってしまいました。おそらく上海カニの季節ですので
郊外まで上海カニを食べに行った車の渋滞に見事ハマッたみたいです。

レースはというと予選、決勝ともに結果は予想どおりでしたが楽しめました。
F1を観に来るお客は半分以上が外国人です(って自分も外国人)
上海でこんなに沢山の外国人が集まることはあまり無いと思います。
バスで後ろに座ったフランス人の一行が…デカイ声で吠えてました。
何を言っているのかフランス語なのでまったくわかりませんが、
とにかくゴキゲンだったようです。

天気ですが、非常に日差しが強かったです。夏のようでした。
特に土曜日は非常に暑く翌日…顔が日焼けしてしまいました。
特に鼻がスゴイことになってしまいました。鼻のてっぺんが…
真っ赤です。酔っぱらいみたいです。月曜日に会社へ出勤したところ
女性スタッフが何のためらいもなく…爆笑しておりました。


■ あとがき

F1終了後、上海は急に涼しくなりました。来年もF1観に行きます。

契約の意味(その2)

前号では、オフィスのインターネット回線が、光回線の2M共用という契約
のはずがなぜか500Kbpsしか速度がでずにクレームしたところ
ISP側の「普通です」という一言で撃沈された話しでした。

ISPとの契約内容を再度確認したところ最大2Mbpsと明記されております。
そのことについて再度、ISPへ問い合わせたところ

弊社:契約には最大2Mbpsと記載されていますが、500Kbps以上でません。

ISP : それが何か?

弊社:同じサービス内容で、前のオフィスでは2Mbpsでていました。

ISP : 2Mbpsの回線を4社で共有しているから1社あたり500Kbpsに制限しています。

弊社:それはおかしい。

ISP : 普通です。

The end…またもや撃沈です。

何度か電話でクレームしているうちにISPの保守(クレーム)担当の
兄ちゃんがきました。もちろんPCは持たずにです。
事情を説明しても「問題ない」「普通です」しか言いません。
いくら話しても解決しないのでその日は諦めました。

翌日、ホームページでクレームを受ける非営利団体か何かの組織が
あるらしいことがわかり電話してみました。すると…すぐにISPから電話が
あり対応するとのことです。効果ありです。どうやら500Kbpsに帯域制御したのは
インターネットが遅いとのクレームを受けての対応だったようです。

再度、保守担当の兄ちゃんが来てくれたのですが、
その兄ちゃんの体格…デカイです。ついでに態度もデカイです。
弊社がさんざん文句言って結局、帯域を弊社専用に1Mbpsに設定してもらい
これにて終了ということにしました。
よくよく考えてみると2Mbps共用の料金で1Mbps専用が使えているので
良いのかもしれません。2Mbps専用で使いたい場合は、4Mbps共用で…
というわけには簡単にはいきそうにありませんが…

契約があってもサービスを受ける側の立場が弱いとサービスを提供する側の
言うことに逆らってはいけないということのようです。
ということで結論としてはで「契約の意味なし」です。


■ あとがき

昨日、再度以前入居していたオフィスに猫様へ挨拶するために行ってきました。
前回は遠くからの挨拶でしたが、今回は近くでご挨拶したところ…
覚えていてくださったようで頭をなでなでしたりして遊んであげました。
いや…遊んでくれました。満足満足です。

契約の意味(その1)

新オフィスへの移転が無事完了しました。移転後、1週間ほどしたある日の
夕方…インターネット回線の速度が急に遅くなりました。
光回線の2M共用というサービスを利用しております。それまでは2Mbps
近くまで速度はでておりました。計測したところちょうど500Kbpsです。
原因を調べるためまずはビル内にあるゲートウェイにpingしたところ
なんと遅延が2,000msを超えております。正常であれば1msですので
いったい地球を何周しているのでしょうかってくらいの遅延です。

何も通信していないと遅延は正常時で1msです。ダウンロードすると
1,000ms超えてしまいます。どうやら帯域制御でもしているようです。
ISPへ問い合わせてみることにしました。

弊社:光回線の2M共用を使用しておりますが、500Kbpsしか速度がでません。

ISP : それで

弊社:遅延が1,000ms超えることもあります。

ISP : 普通です。

The end.

出ました!一番恐れている一言…「普通です」。
中国では「問題ない」「だいじょうぶ」などキケンと思われるキーワードが
いくつかありますが、「普通です」…その一言で撃沈されてしまいます。
それを言われてしまった後は何を話しても「無駄」です。

中国のオフィスビルではISPが1社しかサービスを提供していないところが多く
他のISPへ切り替えることが出来ないことがあります。
ようするに「選択の余地なし」です。特に新しいオフィスではインフラ関連で
色々と問題が発生する確率が高いです。
ということで続きは次号で…解決するのでしょうか?


■ あとがき

昨日、以前入居していたオフィスの前を通ったのでネコ様にご挨拶しようと
行ったところ…おりました。がしかし…完璧に忘れられております。
「あんただれ?」って目で私を観てます。ヒッひどすぎる。