データセンターの引っ越し in 日本(その1)
日本で利用しているデータセンターを引っ越すことにしました。
利用しているデータセンターのサービスに不満があったわけでは
ありませんが、東京の湾岸地区にあるので大地震が発生した場合に
行くことが出来なくなる可能が否定出来ないのと設備が古い
というのが理由です。同じデータセンター事業者の他の場所へ
移転するということも考えましたが、初期費用がかかるとのことで
他のデータセンターも含め移転先を選定することにしました。
移転先を決めるにあたり他のデータセンター事業者へ問い合わせて
みることにしました。すると…
「日本の法人様でなければご利用いただけません」ということで
終了…というわけにはいきません。
まずは株式会社の設立です。会計事務所に費用を払って依頼する
という方法もありますが「他の人に出来て自分に出来ないわけがない」
というのと技術以外のことにもチャレンジということで
自分でやることにしました。
公的機関というのは提出した書類の間違いは指摘してくれますが、
それ以外のことは聞かないと教えてくれないようですので
事前に色々と調査しました。
公証役場、税務署、役所などへ書類を提出してから
銀行口座の開設、年金や健康保険の手続きなどです。
難関だったのは銀行口座の開設です。
メガバンクの窓口へ行って申請したのですが、
「審査結果によっては口座を開設出来ない場合がございます」と
言われてしまいました。振り込め詐欺が流行っているから
審査が厳しくなっているようで結果が出るまで10日間ほど
かかると言われました。一週間後に上海へ行くことになって
いましたので間に合いそうにありません。がしかし
4営業日で口座を開設することが出来ました。
私は技術的な事以外はまったくダメな人間です。特に事務手続きは
大の苦手で私のCPU(脳みそ)がハングアップしてしまいます。
そんな私でも1ヶ月ほとで会社設立の手続きが完了しました。
■ あとがき
春節前ですので毎度のことながらネット規制が強化されているようです。
最近、中国の通信事業者が一部でラージスケールNATを導入したみたいです。
しかも昼間に切替作業をしたみたいで突然通信がキレました。
そして弊社のサポート担当者もキレました。