プライベートクラウド(その3)

前回はプライベートクラウドを実際に構築した時のことを書きました。
今回は弊社プライベートクラウドサービスである「EN-Cloud」の説明です。

データセンターですが、今のところ「上海」と「東京」から
お選びいただけます。提携先データセンター事業者のインフラは
中国全土にありますのでご希望のデータセンターに弊社がベースとなる
環境を構築してご利用いただくという方法も可能です。
もちろん日本側も…例えばBCPとして中国のデータを北海道に
という使い方も出来ます。

「CloudStack」は管理単位である「ドメイン(=お客様など)」毎に使用する
物理サーバーやストレージを指定することが出来ます。
「このサーバーはこのお客様だけに使用する」、「この仮想サーバーの
ディスクはSSDを使う」という設定が出来ます。さらに専用の
「物理サーバー」も「EN-Cloud」に接続しご利用いただけます。

ネットワークですが、お客様毎にVLANでネットワークを分割しているので
ご希望の「プライベートIPアドレス」がご利用いただけます。
お客様のネットワークと「EN-Cloud」とはVPN(IPsec)で接続可能です。
「CloudStack」では「仮想ルーター」が稼働しておりVPN機能もあります。
「仮想ルーター」と「JuniperNetworksのSSGシリーズ」でVPN接続を
確認しております。さらに「仮想ルーター」を使わずに
「EN-Cloud」側にお客様が指定したハードウェアのルーターおよび
ファイアウォール、ロードバランサーも「EN-Cloud」に接続可能です。

特に日中間のネットワークでインフラにお困りならご相談ください。
日本から中国のメールやFTPサーバーへの接続が遅い。
中国からGoogleAppsやクラウドサービスへの接続が遅い。
問題があるけど原因が特定出来ない。
など…技術的にマニアックなことでもご相談ください。
「EN-Cloud」では数分でベースとなるサーバーが作成出来ますので
今までより速く対応出来るかと思います。

今なら上海データセンターで国外向けの超高速バックボーン回線に
接続された「EN-Cloud」がご利用いただけます。
数に限りがございますのでお早めに…

ということで弊社のプライベートクラウドサービスである。
「EN-Cloud」のホームページは↓こちらです。

https://www.evolutionnetworks.net/service/cloud.html

日本でデモのご希望があればご連絡ください。
日本から数分で中国のデータセンターにあるインフラ上でサーバーを作成…
しかも日本から高速アクセス…というデモをいたします。


■ あとがき

上海の地下鉄でスマートフォンを操作している人が増えています。
iPhoneの着信音が皆同じなのはなんでだろう?