ADSLから光回線へ切り替え
日本から上海へ戻ったらADSL回線が光回線になっていました。
オフィスではなく自宅の回線です。
今までは下り4MbpsのADSLだったのが10Mbps共用の光回線になりました。
ということで早速計測したところ4Mbpsくらいです。
ん~あまり変わっていないのは気のせいということにしておきましょう。
ADSLが光回線になってハッピーエンドになるはずが…
そうはいきません。期待に答えて今回もヤッテくれました。
まずはネットワーク構成ですが、下記のようになっています。
[光ファイバー]-[光終端装置(多機能)]-[ルーター]-[PC]
上海のオフィスでは光回線を契約すると電話会社のお兄さんが来て
オフィスの天井からLANケーブルを引っ張って終了というのが
一般的です。そうなんです。光ファイバーケーブルではないのです。
でも今回、自宅の光回線は光ファイバーケーブルがきています。
余談ですが、あるお客様が光回線を契約したらオフィスに
太さが1cmくらいある固いダークファイバケーブルが5mくらい
引きこまれており直径1Mくらいの大きさにぐるぐると巻かれて
放置されておりました。
光終端装置…セットトップボックスとでもいうのでしょうか?
光ファイバをLANケーブルに変換する以外にもIP電話、IP-TV、
ルーターなど色々な機能があるみたいです。
ルーターのLAN側には「プライベートIPアドレス」を設定しています。
ルーターのWAN側には「グローバルIPアドレス」を設定して…ん?
違う「プライベートIPアドレス」になっている。
ADSLの時はISPへPPPoEで接続しルーターのWAN側には
「グローバルIPアドレス」が割り振れていました。
「[光終端装置(多機能)」が非常に怪しいです。
どうやらルーター機能があるらしく「光終端装置」から「ルーター」に
「プライベートIPアドレス」を割り振っているようです。
おそらく「光終端装置」が「ルーターモード」で機能していると
思われます。「ブリッジモード」にすれば解決するはず…
ということで「光終端装置」をひっくり返します。
すると…ログインIDとパスワードが書かれています。
早速、管理画面にログインしてみますが…無いです。
設定する画面が…現在の設定情報があるだけです。
「ログインID」が「useradmin」というのが気になります。
たぶんもっとエライ「ログインID」があるような気がします。
ということで翌日、会社のスタッフにお願いして電話会社へ
問い合わせてもらいました。結論…誰もわからない。
電話をたらい回しにされます。そのうちにスタッフが
怒り出しました。本気モードに突入してしまいました。
30分ほどすると…完全にブチ切れています。
自宅の回線だからそこまでしなくても…
と思いつつも経過を見守ることにしました。
翌日、ようやく有力な情報を得ることが出来ました。
やはりありました。エライ「ログインID」が…
自宅に帰ってから光終端装置へログインしたところ
設定するところが出てきました。
しかし…WAN側のIPアドレスを自動取得にしてもダメです。
上海では企業向けの光回線=固定IPアドレスというのが
一般的ですので、どうすれば良いのか悩み自動取得にしましたが、
やはりダメでした。
翌日、また会社のスタッフにお願いして電話会社へ
問い合わせてもらいましたが…誰もわからない。
いつものように電話をたらい回しにされます。
そうして夕方に電話会社から電話がありました。
結論…「PPPoE」のIDとパスワードが必要。
難しい問題ではありませんでした。
■ あとがき
そろそろ春節モードになるのでしょうか。ということは例のスゴイ壁の
設定を変更するのでしょうか?設定ミスでトラブルなんてことには
ならないでほしいです。