クラウド(その2)

今回はクラウド(IaaS)のAmazon Web Services(以下AWS)です。
以前ニュースサイトで「米国ではAWSを使えないエンジニアはダメだ」
という記事を読んでしまい「なぬぅ~AWS使えないとエンジニアじゃないの?」
と過大解釈してしまいしばらくAWSで遊んで…じゃなかった調査していました。

AWSはブラウザから設定するだけでインフラが出来てしまいます。
ラックを借りて回線を用意してハードウェアを準備してOSをインストール
して…という作業が不要です。ブラウザから設定するだけでインフラが
出来るというのは衝撃的です。以前からブラウザでクリックしてOSが
起動するというVPS(仮想サーバー)のサービスはありますが、
インフラが出来てしまうのはスゴイです。
ブラウザ以外にもキーボードをカチカチ叩きAPI経由でも設定可能です。
こちらの方が断然カッコイイです。もしかしてオレってスゴイと
一瞬勘違いしてしまうくらいです。

今では多数のIT企業が同じようなクラウド(IaaS)をサービスしておりますが、
AWSは規模も技術も別世界という感じです。

例えばデータセンターです。日本のIT企業が提供するクラウド(IaaS)の場合
東日本だけとか東日本と西日本というパターンが多いようです。
最近では米国というのも増えているようです。
AWSはというと「米国東海岸,米国西海岸,アイルランド,シンガポール,
東京,ブラジル」です。さらにそれぞれの国で物理的に離れた
場所にデータセンターが複数あるとのことです。

機能面でもロードバランサーやストレージ、データベースのサービスは
一般にありますが、VPC(バーチャル・プライベート・クラウド)というのが
あります。簡単に言うと自社専用のインフラがクラウド上に持てます。
しかも世界中にあるAWSの拠点から選べます。
自社のネットワークとVPCはインターネットVPNで接続出来ます。
しかもインターネットVPNの接続は標準で経路が二重化されます。
社内インフラを海外まで拡張出来てしまいます。

早速中国からもAWSを使おう!と思うのですが、そう簡単にはいかないのが
中国です。東京もシンガポールも一部の経路では遅延とパケットロスが
酷すぎます。ということで対策が必要ですので中国からAWSの利用で
お困りでしたらご相談ください。


■ あとがき

会社ではずっと座っていることが多いので運動不足になります。
これではイカンということで歩いています。いわゆるウォーキングです。

シューズにセンサーを付けてiPhoneで走行距離や消費カロリーを
計測しながら会社から家までの間を歩いています。
距離は10kmで時間にして1時間50分くらいです…遠すぎる。

最近、ブログやメルマガよりツイート(@shanghai_it)するほうが多いです。