解約事例

解約…出きれば聞きたくない言葉です。しかし色々な事情により解約に
なることがあります。今回はそんな事例2つです。

まずは1つ目は数年前の話しになります。契約時にサービス内容を
日本の本社側と話し合い決定しました。ある日、中国側のIT担当者様より
お客様のネットワークで問題が発生したとの電話を受けました。
まずは状況を把握するため質問するのですが、まったくこちら側の話しを
聞いて頂けません。とにかくブチキレます。電話ではどうしょうもないので
現場に行き状況を把握しようとしますが弊社スタッフ…
イジメられて帰ってきます。弊社の対応が悪かったのでしょうか?
何か地雷を踏んでしまったようです。日本側に相談しても解決しません。
最終的には中国側で何で弊社に費用を払っているの?
ということになり解約となりました。当時は会社設立間もないころで
お客様には良い勉強をさせていただきました。

続いて今度は誰もが知っているある大企業様の事例です。
そのお客様は中国にある日系通信会社のデーターセンターを利用しております。
弊社は日中間をインターネットVPNで接続するサービスを提供しておりました。
導入から2年ほど経過したある日、お客様から呼ばれました。
TV会議システムをテストしたが品質が使用出来るレベルではなかったので
サービスを解約しますとのことです。TV会議システムは500Kbpsでていれば
十分かと思いますが、拠点間でそのスピードがでていなかったことになります。
ほぼ同じ環境の別のお客様のネットワークでは1Mbps以上安定しております。
弊社の監視システムでも異常はありませんので不思議に思いました。
話しによると日本側の主導により海外へTV会議システムを導入している
とのことでした。国際専用回線への移行は最初から決定していたのかも
しれません。大企業様に弊社サービスをご利用いただいた実績は
弊社の自信となっております。

中国では専用線でも政府機関により通信内容をみられている
という噂を聞いたことがあります。実際データセンタには盗聴器と思われる
ブラックボックスが設置してあるとデータセンターの人が言っております。
ようするに秘密は無いです。一般的な対策とは別の視点で
対策をするべきと思います…弊社はしてます。

先週から中国と日本の一部ISP間のインターネット通信が悪化しています。
具体的には中国時間11/26の1:00です。毎回思うのですが、時間ぴったりです。
時限爆弾でも仕掛けているのでしょうか?早くも春節前の恒例行事が
開始されたようです。しかし…日本側はいつも同じ通信会社がターゲットです。
ちなみに弊社中国のネットワークから日本へのアクセスは快適です。

様々は困難にもめげず今日も弊社スタッフは気合と根性で対応しております。
ちなみに私は草食系の生き物です。


■ あとがき

今度は私が会社から解約されないように気をつけます。