出張中の出来事(義鳥、東莞編)

先月、上海から電車で4時間半の「義鳥」というところへ出張へ行って来ました。
朝7:20の出発ですので5時起きです…眠いです。
上海始発ですので時間どおりに出発しました。電車はボックス席で
私の向かい側は中国人夫婦、そして隣はアメリカ人
中国人とアメリカ人が中国語で会話してます。アメリカ人の中国語とても流暢です。

アメリカ人が私に聞きました。「Can you speak english?」と
そして私は「出来ないけど少しわかる(中国語で)」と答えました。
「何の仕事?」とか「いつから中国にいるの?」などなど話しました。
おそらく中国人からすれば中国語で話しているヘンな外国人二人にみえたでしょう…

義鳥は雑貨で有名なところで市内にはとても大きな市場があります。
小さな店舗が1000店舗ほどあり日本人も多く買い付けに来ております。

一泊二日で義鳥から戻り次は飛行機で2時間、車で2時間の東莞へ行きました。
地図でみると遠いのですが、時間的には義鳥と移動時間は変わりません。

初めて東莞に行った時、東莞のお客さんに「ここは車のタクシーがないよ」と
言われたのですが、本当にないです。車のタクシーが…
でもバイクタクシーはあります。

夕方、仕事を終わりお客さんと食事に行くことになりました。

お客さん:いつも利用しているタクシー(車)を呼んでおきました。
     そろそろ来ますので外で待ちましょう。

私:  はい。

10分たっても車は来ません。お客さんがタクシーの運転手に電話しました。
「あと2分」で到着するそうです。

15分経過…まだ来ません。

お客さん:ん~来ませんね。

   私:そうですね。

お客さん:どうしましょう?道路まで出て別のタクシーで行きましょう。

   私:そうですね。

お客さん:でも、タクシーないね…。じゃあれで行く?

  私:えっ?(あれって...もしかして)

お客さん:あれあれ(と指差す方向にはバイク)

  私:そうですね(マジ?!)

お客さん:1台で行こう。

  私:それは...

お客さん:じゃ2台で…

ということでバイクで移動することになりました。
ヘルメットなしですので心地よい風があたります。
車の窓から顔を出している犬の気持ちがよ~くわかりました。
バイクの運転手が突然「うぉ~」と叫びました。なんと上から
水が….おそらく2階から道路へ水を捨てたのでしょう。
何が起こるかわからない…それが中国です。

今回なぜ義鳥と東莞に行ったかというと…IP電話の設置です。
日本にも設置し電話代を大幅に削減するのが目的です。

でも急に電話代が安くなるのも中国では問題になることがあります。
東莞のお客様の話しだと急に電話代が下がりそれがIP電話の導入だと
電話局の担当者にわかるとインターネット回線を切られる心配が
あるとのことです。違法なことしているわけではないのですが….


■ あとがき

いかがでしたでしょうか?出張するといつも色々な体験をします。
改めて中国は広いと実感しました。