上海のコンビニで…

今朝、出勤途中に飲料を買うためコンビニへ入りました。
そして飲み物を選び私はレジへと向かいました。
ビジネスマンらしき人がレジで支払いをしていましたので
後ろに並びました。待っているとなかなかレジが終わりません。
何やらクレームしています。コンビニ店員のおばちゃんがお客に…
どうやらお客が出したお札に対してお釣りが面倒だったようです。

店員:100元札?はぁ~?小銭無いの?

お客:無いよ。(と言いながらカバンの中をみる)

すると…5元札があったようです。

店員:これでいいよ(と言いながらカバンから5元札を没収)

ということで無事終了。次は私の番…と普通にいくわけありません。
ビジネスマンが、お釣を待っていました。すると…
横から四十歳代後半と思われるおじさんが普通に「ワリコミ」してきました。
そしてレジに商品とお金を置きました。この時まだビジネスマンは商品を
受け取っていません。まだそこにいます。私はビジネスマンの右斜め後ろに
「普通」に並んでいました。私とレジ台との隙間、約30cmといったところでしょう。
ワリコミおじさん「普通」にレジしてます。
私の存在に「まったく」気がついていないようです。
とうとう最後まで私の「存在」に気がつかなかったようです。
何事もなかったように去っていきました。
そんな存在感の無い自分に少ししょんぼりしてしまいました。

もしこの場面でワリコミおじさんに文句言ったらどうなるでしょう?

私:並んでください。

おじさん:あれっいたの?何?

私:並んでください。

おじさん:はぁ?おまえが並んでいないから悪いだろう?

というような会話が永遠と続きそうなことは明確であり
時間の無駄ですので私は黙って観察していました。

誤解の無いように補足しておきますが、中国では全員が同じように
並ばないわけではありません。オフィスで働く人は普通に並びます。
世代によって常識やマナーの基準にかなりのギャップがあります。

ようやく私の番です。100元札ではなく小銭を出しました。
コンビニ店員のおばちゃんが、私へお釣りを…
渡すとみえましたが、おばちゃん明後日の方向をみています。
私が手を出してもお釣りくれません。
もし私がワンちゃんだったら…迷い無くおばちゃんの手にかぶりつきます。
とりあえずお釣りが飛んこないだけまだマシだったということで…


■ あとがき

これからますます中国から海外へのインターネットアクセス速度が
遅くなりそうな予感がします。早く設備を増強しなければ!