DNSサーバー
DNSサーバーには用途により主に下記の2タイプがあると思います。
・権威DNSサーバー:自社ドメインの運用
・キャッシュDNSサーバー:サーバーやクライアントに設定
今回はキャッシュDNSサーバーの話しです。
例えば、www.example.comというホームページを開く時に
キャッシュDNSサーバーが正常に稼働していないとホームページが
開けないなどのエラーが発生します。
弊社ではDNSサーバーの稼働状況をツールで監視しております。
CPU,メモリなどOSの監視はもちろんDNSサーバーの問い合わせに対する
成功とエラーの数も監視しております。ここ最近ですがエラーの数が
増えてきました。例のスゴイ壁では色々な方法で規制しておりますが、
DNSを利用した規制の方法も有るようです。今年は政治的に色々あると
思いますのでシステムをバージョンアップしたのでしょうか?
中国でISPのDNSサーバーをPCに設定してあるとブラウザを開いた時に
意図しないホームページが開くことがあります。一度これが開くと
次回も開くようになり嫌な思いをしたことがあるかと思います。
汚染されたDNSサーバーを利用したくないので弊社では昔から
すべてのDNSサーバーを自社で運用しております。
大企業は別として一般的にファイルサーバーは有っても
キャッシュDNSサーバーを自社で運用されている企業は少ないと思います。
多くの企業ではISPのDNSサーバーを利用されているのではと思います。
今回、キャッシュDNSサーバーを増設しロードバランサーも追加しました。
さらにネットワークやDNSの構成を中国向けに最適化してみました。
DNSサーバーの応答速度が速いとホームページを開くのも若干速いように
感じます。弊社データセンターとインターネットVPNで接続して頂くか
お客様のインターネット回線が固定グローバルIPであれば
弊社のキャッシュDNSサーバーをご利用頂けますので
お困りでしたらご相談ください。
■ あとがき
最近、東京は暑いです。ということでデータセンターへ涼みに行ってきます。