オフィス移転(その2)
前回は、突然のオフィス購入とまで書きました。
契約から約1年半後…オフィスが完成したとの連絡がありました。
さっそくワクワクしながら観に行きました。なかなかいいです。
一般的に中国の物件はコンクリートむき出しの状態で引き渡されるのですが、
購入したオフィスはすでに天井や壁、床などは内装工事がしてあります。
あとは電源とLAN配線、カーペットをひいて家具を入れればほぼ完成です。
弊社の男性スタッフは以前、電気工事の仕事をしていたとのことで
今回オフィスの件は任せることにしました。
まずは電源とLANの配線です。パイプに線を通し壁にコンセントを
埋め込んで…なかなかきれいに出来ています。もちろんLAN配線も完璧です。
次にオフィス家具…選定にあたりカタログを見ながら全員で話し会いをします。
レイアウトや色などは決まりました…がすんなりと決まるわけありません。
メーカーの選定でもめました。中国メーカーと日本メーカーこれが
問題になりました。デザインなどはほぼ同じものがあります。
私の考えは…品質や問題発生時のことを考え日本メーカーのものが
中国メーカーより2割高程度であれば検討しようかとの考えです。
男性スタッフはといいますと…ある中国メーカーのものは
日本メーカーと同じ工場で作っている。また別のメーカーは
同じデザインで安いから中国メーカーの方が良いとの意見です。
とりあえず見積もりをもらうことにしました。すると…
ある中国メーカーは確かに安い。そして別の中国メーカーは
それなりの値段です。そして日本メーカーは…その中間です。
検討の余地なしということで日本メーカーに決定!
といきたいどころですが、男性スタッフは非常に不満のようです。
「自分は工場まで見に行って調べたのに何でだよ」とのことです。
でも私は説明しました。素人からみると品質は同レベルに見えます。
しかし輸送時に傷やヘコミができたり、同じものでも微妙に色が違う場合も
あります。その時のメーカー側がどのように対応してくれるかです。
日本メーカーであればすぐに対応してくれると思います。
中国メーカーでも対応してくれると思いますが、それまでの交渉が
非常に大変です。いざとなれば日本メーカーであれば私が交渉出来ます。
ということを数日かけ説明し男性スタッフは納得しました。(と思います)
次回は電話から移転完了までをお送りします。
■ あとがき
オリンピックが近づくにつれ「オリンピックだから」という
理由で色々と規制が厳しくなっております。データーセンターへの機器搬入や
搬出はもちろん障害時にも入館出来なくなるとのことです。
ホームページがハッキングにより改竄された場合、
ネットワークを停止するとのことです。