2007年04月23日
ホスティング業者の切り替え<事例1>
前号から二ヶ月以上経過してしまいました...ネタが
つきたわけではありません。
弊社はネットワーク構築、運用サービスを中心に
ホスティングサービスも主力サービスとして提供しております。
ホスティングサービスをご利用頂いているお客様は新規と
移行が半々です。新規であれば何の問題もありません。
問題は移行する場合です。何が問題かと言うと
「DNSサーバのIPアドレス変更」です。ホスティング業者を
弊社へ切り替えるためには、現在利用している
ホスティング業者のDNSサーバのIPアドレスから弊社の
DNSサーバのIPアドレスへ変更する必要があります。
技術的にはDNSサーバでの作業は、確認作業も含めて早くて
3分以内、その後インターネットに変更情報は反映されるまで
数日です。がしかし...利害関係がからむと中国では
そう簡単にはいきません。
<事例1>
内装工事をする場合必ずLAN配線も必要です。
そのため内装会社はたいていIT関連の部署か関連会社を
もっているようです。お客様であるA社様もこのパターンで
内装工事とLAN配線,ホスティングも内装会社に依頼して
おりました。しかしメールが届かないなどのトラブルが
発生しても反応が無いまたは非常に遅いとのことです。
なぜかというと自前でサーバを持っているわけではなく
中国のホスティング会社を利用しているからです。
内装会社に限らず日系企業向けにITサービスを
提供している会社は自社でサーバを構築,運用をせずに
外部へ委託しているパターンが多いようです。弊社は、
すべて自社で構築,運用しております。ということで
弊社へ移行することになりました。まずは内装会社が
委託していると思われる中国のホスティング会社へ
「DNSサーバのIPアドレス変更方法」について聞いて
みることにしました。一般的にはホスティング会社の
ホームページからIDとパスワードでログインして変更は
自分で出来るはずです。しかし...「申請は紙に書いて社印を
おしてFAXするように」とのことです。(この時点でイヤな予感...)
言われたとおり書類を作成しお客様にお送りしてお客様の
社印をおしてからホスティング会社へFAXしました。
そしてホスティング会社へ変更時間を「何度も」確認しました。
移行日当日の作業時間になり確認のためホスティング会社に
「DNSサーバのIPアドレス変更は問題ないですね?」と
確認したところ返ってきた答えが...「この情報だとダメ」でした。
イヤな予感またもや的中です。
「大丈夫、大丈夫 <= ダメ」というパターンの多い中国では
「普通」です。弊社でも予想の範囲です。
「DNSサーバのIPアドレス変更」が出来なくても新旧両方の
サーバにメールが届くようにしてありDNSサーバのIPアドレスが
変更されれば新サーバへ移行が完了するという仕組みに
してあるため動揺しません。その後、毎週にわたり移行作業に
トライしましたが、なかなか出来ません。結局、移行出来たのは
一ヶ月後です。しかもホスティング会社からA社へDNSサーバの
IPアドレスを変更するだけで作業費の請求がありました。
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■ あとがき
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次号は<事例2>をお届けします。
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