2005年03月29日
中国でのネットワーク構築 (その1)
長年中国でネットワークを構築していると様々な経験をします。
あるお客様の工場でインターネット回線の切り替えと
ネットワークの構成変更作業を実施した時の話です。
その工場では部門ごとにネットワークが構築されており弊社が
担当した部門以外は現地の業者が担当しておりました。
今まで部門ごとにADSL回線をひいておりましたが、光回線に
集約することになりました。光回線の部分は電話局が
担当しました。ネットワーク機器が収められているラックを
みるとONU(光終端装置)とルータがあります。そこに他部門で
使用するハブやルータもあります。回線は開通している
とのことですのでさっそく弊社が導入したルータも切り替えるため
にまずはIPアドレスの情報を現地業者から聞くことにしました。
[私]
ネットワーク構成を教えてください。
[業者]
はい。(ラックを見ながら説明....)
[私]
わかりました。では、こちらのルータで使用してよい
「グローバルIPアドレス」を教えてください。
[業者]
こちらのネットワークのIPアドレスは....
(業者が構築した内部ネットワークの説明をしてます。
質問の意図が伝わっていない)
[私]
違います。インターネット回線に割り振られている
「グローバルIPアドレス」です。
[業者]
これです。(また、内部ネットワークの説明です)
[私]
違います。ではルータの設定ファイルか設定画面を
見せてください。
[業者]
ないです。
[私]
インターネットに接続しているルータはこれですね?
では、このルータのこの部分の
(背面のケーブル接続口を指差し)IPアドレスは何ですか?
[業者]
それは電話局が設定したのでわかりません。
[私]
(そんなわけない...)ではルータ(業者が設置した)の
設定ファイルか設定画面を見せてください。
[業者]
ないです。
説明のために業者が書いた図をみると
グローバルIPアドレスが設定さているPCが
1台あるではないですか!
[私]
このPCのネットワーク設定画面をみせてください。
[業者]
これです。
解決。
IPアドレスを聞き出すのに30分...
その後も様々な出来事に遭遇します。続きは次回...
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■ あとがき
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来月、自社に設置してあるサーバをデータセンターに移設することにしました。
サーバの設定は完璧でも停電や回線障害が不安ですので...
移設時にも様々な出来事に遭遇しそうです....
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