2004年07月09日

ネットワーク導入事例 その1

今回は、お客様のネットワーク構築時に体験した出来事に
ついてお届けします。

あるお客様からファイアウォールとサーバの導入について
相談を受けました。すでにネットワーク配線とPCの導入は
済んでいましたので弊社からはファイアウォールとメールサーバ、
ファイルサーバを導入することになりました。PCはすべてD社の
製品で統一されておりましたのでサーバもD社の製品を
導入することになりました。D社の製品はインターネットから
購入出来るため弊社がスペックを提案してお客様が直接D社から
購入するという方法にしました。お客様にとって弊社から
購入するより価格が安くなるというメリットがあります。
障害時の切り分けは弊社でするようにしています。

2週間ほどしてから弊社にハードウェアが到着しました。
早速OSをインストールするためにまずはインターネットで
最新のドライバソフトを調べることにしました。
今回、ファイルサーバはWindowsServerでメールサーバは
Linuxとオープンソースを活用して構築することにしました。
WindowsServerはもちろん問題ありません。
問題はLinux用のRAIDドライバソフトです。
D社は記事などでもLinuxサポートと書いていますし
スペックにも対応OSにLinuxと書いてあったため
安心していました。試しにインストール作業をしたところ.....
ダメです。RAIDカードが認識しません。次にLinuxを最新の
バージョンでインストールすることにしました...ダメです。
すでに調査開始から半日、未だにOSすらインストール
出来ない状況に少々イヤな予感がしてきました。
D社の米国サイトも調べてみました。FAQも読みました。
しかし使いたいLinux用のドライバソフトはありません。
色々試しているうちに2日経過しました。

次の日、日本のD社に直接電話で問い合わせみることに
しました。なぜ中国のD社ではないのかというと....
理由は過去のメルマガを参照ください。

[D社]
はい。サーバ担当でございます。

[私]
Linux用のドライバソフトについてですが....

[D社]
はい。少々お待ちください。

[私]
はい。

5分経過...まだ回答なし。

10分経過...まだ回答なし。国際電話なんだから...

15分経過...ようやく

[D社]
おっ。お待たせしました!

[私]
ありますか?

[D社]
調べたところお客様が使用されるLinux用ドライバソフトは
ございません。

[私]
そうですか...何か情報はありませんか?

[D社]
弊社の米国サイトを調べたのですが、情報がありませんでした。

[私]
(それは最初から調べてるって....)

[D社]
別のLinuxならドライバソフトがあります。

[私]
わかりました。情報有難うございました。

The END

日本のD社の対応は悪くはありませんでした。
でも...期待ハズレです。

ふと思いつきました。起動時にA社RAIDのBIOSのメッセージが
出ているのになぜ自分はD社のRAIDドライバソフトを
必死になって調べているのだろうと....

A社のホームページで検索しました....ありました!
でも....ハードディスを接続できる台数が違う....A社にある製品は
8または4台接続できるタイプです。
でもD社へOEM供給している製品は6台接続出来ます。
非常に微妙です。とにかく試してみることにしました...
起動します!悩み続けて3日目。
これでOSのインストールはOKです。

次の問題はカーネルです。最新のカーネルにしたときに
ドライバソフトが無いと....と悩みながらカーネルの再構築
していたところなんと最新版のカーネルにRAIDドライバソフトが
ありました。これであっさり解決です。

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■ あとがき
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いかがでしたでしょうか?海外出張中で何度かトラブルに
直面したことがありますが最悪です。フライトの時間が
迫ってくるでもサーバ起動しない....などなど。
だからいつも出張時はスペアパーツやCD-ROMなど
持参します。でも空港の荷物検査で荷物を開けられた時に
怪しまれること間違いなしです。
次回の配信は2004/08/01を予定しております。