2003年04月01日
上海でのインターネット事情(その1)
上海ではダイアルアップがまだまだ大きなシェアを
しめていますがADSLが一部の家庭や企業に普及しています。
スピードは512Kbpsか1Mbpsです。値段は日本に比べ
高いのですが、サービスが昔の中国に比べ大変改善されて
います。以前、何度か上海で企業の専用線を申請したことが
あるのですが、開通までに2~3ヶ月かかりました。雨が
降っているので工事担当者が来ないということもありました。
ADSLと専用線を単純に比べることは出来ませんが、
ADSLの申請から開通まで上海電信局(日本でいうNTT)の
担当者の話しによると「2週間以内に開通します!」との
ことでした。半信半疑に開通を待っていました。すると...
10日間で開通しました。ADSLは局からの距離にもよりますが、
自宅、会社ともに性能は400Kbpsぐらいで回線品質も
問題ありません。開通してから数週間後、上海電信局から
電話がありました。「先日、開通しましたADSLに問題は
ございませんか?」私は驚きました。なぜかと言いますと...
中国では顧客へのサービスが良くなくても需要があれば
売れるという需要と供給の関係があるように思えるからです。
一般的にお店の店員の対応は「売ってあげるけど
要らなかったら買わなくても他の人が買うからいいよ」
という感じです。しかし変わってきているようです。
中国は遅れているというイメージがありますが...
確かに遅れている部分もありますが、発展のスピードは
日本の数倍に思えます。「顧客満足度」という概念が
普及しいていけば生活水準が日本と同じか
それ以上になる日もそう遠くはないように思えます。
以前、中国政府によって中国から海外のサイト(Googleなど)
へのアクセスが遮断されたというニュースを聞いたことが
あるかと思いますが中国では政府がインターネットでのやり取りを
監視しているようです。2月末、ある日の朝いつものようにPCを
立ち上げニュースサイトをチェックしていたところいつもより
遅いと感じました。仕事柄いつもインターネット経路をチェック
しているので同じように確認してみました。すると...
なんと10倍以上も遅くなっています。IT関連のニュースサイトには
中国政府がデータを監視する装置を設置したためインターネットの
速度が遅くなっているとのニュースがありました。
さっそく監視装置を探してみました...ありました。日本への経路を
調べてみるとすべて監視装置を経由する設定になっていました。
なぜ監視が強化されたかというと3月は「全国人民代表大会」が
開催されるからです。3週間ほど監視は続けられました。
現在のスピードは以前と同じ速度に回復しています。
このようなことがあるとやはりここは中国だなと実感します。
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■ あとがき
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いかがでしたでしょうか?ここで一つ便利な情報を
ご紹介します。上海でダイアルアップを使用して
インターネットを使いたい場合「8163」が便利です。
これは電話番号、ログインID、パスワードすべて同じです。
プロパイダーへの申請は必要ありません。電話料金と
一緒に請求されます。都市によって色々な番号が
あるようですので現地の人に聞くのが一番早いです。
次回は「上海でのインターネット事情(その2)」を
お届けします。配信は2003/05/01を予定しております。
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